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氷見に根付く寒ブリ文化と料理

サブサイトタイトル氷見の地域ストーリー

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月29日更新
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氷見に根付く寒ぶり文化と料理

全国にその名を轟かせている氷見の寒ブリ。氷見がどこにあるのかを知らなくても、氷見の寒ブリは聞いたことがある、という人は多いはず。それもそのはず、氷見の定置網漁法は400年以上の歴史があり、そこで獲れる寒ブリは、時の権力者や高貴な人々への献上品として、古来より有名だったのです。

今でも、地元の人にとってさえ、寒ブリは気軽に食べられる魚というより、高級な贈答品です。例えば、嫁いだ年の嫁ぎ先へのお歳暮には、「嫁ぶり」といって、実家から寒ブリを丸々一本贈る風習が残っています。

ぶりの競り

とはいえ、寒ブリの時期が近づくと、ブリ漁の旬を告げる「鰤起こし」を今か今かと、待ち遠しく思い、スーパーや店先にブリの切り身が並ぶのを心待ちにしています。寒ブリは、氷見の人々にとって大事な特産物であるだけでなく、文化であり、生活の一部なのです。

では寒ブリは、地元の人にどのように食べられているのでしょうか。
その一部をご紹介します。

寒ぶり料理いろいろ

ブリは、頭から尻尾まで、余すところなく食べられます。
ここでは、代表的なぶり料理をご紹介します。

ぶりの御造り

氷見で獲れるブリは、冷たい氷水で沖〆されているため、獲れたての魚は、まだ死後硬直しておらず、身がコリコリしています。
氷見の人にとっては、これが普通の刺身の味ですが、他所から来た方にとっては、いつも食べている刺身と食感が違うかもしれません。

背身、尾の身、大トロなど、部位によって味の違いが楽しめます。

ぶり塩焼き

定番の塩焼きは、表面をカリッと焼いて、中はふんわりジューシー。写真はありませんが、特に、かまの塩焼きは、絶品ですよ!

ぶり大根

氷見の郷土料理、ぶり大根は、ブリのアラを使って作るのが定番です。じっくり2日間かけて煮込んで味噌で味付けしてあるので、骨まで柔らかくなって、骨も一緒に美味しく食べられます。
ブリの切り身でサッと煮て作るぶり大根とは、ひと味もふた味も違いますよ。
また、各店、各家庭で、こだわりの味付けがあるので、いろいろ食べ比べてみてくださいね。

ぶりしゃぶ

しゃぶしゃぶといえばお肉ですが、脂ののった寒ぶりのしゃぶしゃぶも、絶品です!
お刺身でも食べれる新鮮なブリを、煮立たせた昆布出汁にさっとくぐらせて、ポン酢などにつけて食べます。ゆずや豆乳を使った出汁などもあり、出汁やつけ汁を工夫して、オリジナルな味を楽しんでみるのもいいですね。

ぶりのあら煮

あらといっても身がたっぷりつまったブリの頭は、食べ応え十分。甘辛く煮絡めてたもので、一見、味が濃そうですが、下ごしらえで脂を落としてあるためか、見た目ほど濃くありません。ご飯がほしい一品です。

ぶり汁

ブリと旬の野菜を鍋で煮て味噌で味つけした漁師汁です。ぶりのかぶす汁とも言います。「かぶす」とは、氷見の方言で、分け前という意味。漁師さんへ、とれた魚を分配したことから、氷見では、いわゆる漁師汁を「かぶす汁」と言います。
ただし、通常、かぶす汁には高価なブリを使うことはほとんどありませんので、あしからず。

えらの唐揚げ

えらって食べられるの? と思う人も多いのでは? えらが食べられるのは、沖〆でしっかりと血抜きされた氷見のブリを使っているのと、下処理を十分に施して調理しているからです。サクッとした食感を楽しんでほしい一品です。

ぶりなます

脂ののったブリをさっぱりと食べられる一品。ブリのぶつ切りに大根おろしとゆずを加え、甘酢で和えた、ゆずの風味が香るさっぱりとしたあと口です。氷見では定番の料理です。

ぶり肝の旨煮

ブリの肝をしょうゆと砂糖で甘辛く、甘露煮にしたもの。ブリの肝を食べられるのは、朝獲れのキトキトなブリを使うからこそですね。

ぶりの皮の煮こごり

さすがに脂ののった寒ブリ。ブリの持っているゼラチン質だけで固まっています。日本酒が飲みたくなりますね〜。

ぶりのふと味噌煮

ふととは、モツ(胃袋)のこと。ブリのモツを食べられるのも氷見ならでは。コリッとした食感が美味しい一品です。

ぶりわたの味噌漬け

味噌に漬け込んだブリのわた(小腸)を、大根の薄切りで包んで食べやすくしています。ちょっと塩辛に似ています。お酒のおつまみにぴったり。とっても美味しいですよ。


いろいろな寒ぶり料理を食べてみたいなら、ぶりコース料理がおすすめです。

下の写真は、「ぶりコース料理」の一例です。お料理はお店によって、またその年によっても違いますから、いろいろなお店で、自分のお気に入りのぶり料理を探してみてくださいね。

※ぶりコース料理を提供しているかどうかや、内容、提供期間、値段などはそれぞれの店によって違いますので、各店にお問い合わせください。

氷見では、毎年、寒ブリの時期になると「ひみぶりフェア」を開催しています。

開催期間中は、参加している旅館や民宿、飲食店でさまざまなぶり料理を食べることができますよ。

開催時期は、ブリの獲れ高などによって、毎年違いますのでご注意ください。
「ひみぶりフェア」についてはこちらから。