令和2年 まるまげ祭り【巡行中止】
令和2年まるまげ祭りについて、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大している現状を鑑み、北六町総代会において協議をした結果、下記のように決定しましたのでご案内いたします。
■巡行中止(まるまげ嬢、お稚児さん、花笠童子らとの中心市街地の巡行は中止となります。)
■千手寺によるご法楽、柴燈護摩修法は関係者のみで行います。ただし、そえ護摩木はどなたでも申し込むことができますので、お気軽に千手寺までお越しいただき、御参拝ください。
まるまげ祭りについて
まるまげ祭りは、かつて芸妓さんが年に一度の休日を利用し、人妻の象徴である「丸まげ」を結って地区内の千手寺に幸せな結婚を願ってお参りしたことが由来とされています。
現在は公募制となり、毎年4月17日に、50から60名の県内外の独身女性が参加しています。
観音大祭とは?
本来まるまげ祭りは、「観音大祭」という名が本来の呼び方なのです。
氷見の現在の商店街は、ハットリくんのカラクリ時計のある湊川をはさんで、北六町と南十町にわかれていました。このお祭りは北六町のお祭りです。毎年旧町の区切りで順番に総代を務めておられます。
まるまげ祭りで最後に祈祷をする千手寺は、越中最古のお寺で、漁師町の氷見では金比羅への参拝も古くから行われています。
千手寺観音様は、仏の中で最も多くの功徳をもっており、延命、滅罪、良縁成就などの後利益があるとされています。漁師町・氷見では、海上安全等を祈願し、日々の生活の中での信仰対象でした。
千手寺の祭礼日には、観音様が町におりてこられ、その年の町の当番が小屋掛けをします。その日は祝杯をあげるなど各町内で宴が繰り広げられます。それが観音大祭で、現在は4月16日から18日に行われます。その祭りの日に芸妓さんの休日が充てられ、芸妓さんは人妻らしい格好をしてその日だけ遊べるのです。そして、幸せな結婚ができますように、とお寺に参拝します。それが現在のまるまげ祭りの由来です。
当日は千手寺に誰でも参拝できます。
護摩木が常備されていますので、お気軽にお申し込みください。
当日の様子
御旅所(おたびしょ)を出発し、太鼓台を先頭に、御神輿や総代、お稚児さんと一緒に巡行します。
※御旅所の場所は毎年変更
湊川沿いや商店街など北六町内約2kmから2.5km巡行します(途中休憩あり)。
千手寺でお参りをし、護摩焚きを行います。
お問合せ
(一社)氷見市観光協会
〒935-0015 富山県氷見市伊勢大町1-12-18
TEL:0766-74-5250 FAX:0766-74-5453
E-mail:hello@himikan.jp